JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)

JAPAN SKEPTICS (ジャパン スケプティクス)または『「超自然現象」を批判的・科学的に究明する会』は、「超自然現象」の批判的・科学的な研究の推進と研究者の交流を目的として、1991年4月に設立されました。

今日、科学技術が急速に進歩する一方で、科学の理論体系や方法論を根底から否定するような主張が数多く見られます。超能力、心霊現象、UFO、予言、テレパシー、占いといった多様な「超自然現象」がテレビや雑誌に興味本位で取り上げられ、一般の人々の科学理解の形成を阻害する重要な要因の一つになっています。一般の人々は、私たちの先達が論理と思考を積み重ねて築いてきた科学的な認識を十分修得できないまま、自然現象や社会現象についての非合理的な解釈に走り、そのことが原因となって不本意な生き方に陥るようなケースさえ多々生じています。

この時にあたり、JAPAN SKEPTICS は、社会が疑似科学や非科学に傾斜していく風潮を危惧し、「超自然現象」と呼ばれる現象を批判的・科学的に究明する立場から、学際的な活動に取り組んでいます。私たちと志を一にする組織は世界20ヵ国に70以上存在し、「超自然現象」を無批判に受け入れる社会に警告を発しています。

 


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第26回総会のお知らせ

第26回総会のお知らせ

共催:シンギュラリティサロン、株式会社ブロードバンドタワー

■日時:2018年3月11日(日)13:00〜17:00

■場所:大手町サンケイプラザ2階会議室201+202
 住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2
 電話:03-3273-2230
 Web:http://www.s-plaza.com/access/
 会場アクセス情報:地下鉄「大手町駅」A4・E1*出口直結、JR東京駅丸の内口から徒歩7分*

■プログラム(詳細は変更される場合もあります。)
13:00-13:30 Japan Skeptics総会

13:30-14:30 講演1
「なにわのシュルレアリストによるAIとアート」中野圭(大阪芸術大学准教授)

【概要】
ICTが世の中に普及してから20年程経っており、最近ではAIの実用化についてもニュースなどからも伝えられている。深層学習、機械学習などの統計的な手法についてもユーザーレベルで利用できるツールについても幾つか紹介がなされている。
今年度はAIとアートをテーマに研究を行ってきたこともあったので、最新の技術動向とその活用例について発表する。
ボーカロイド技術の研究の中で10数年前から現在のAI技術の研究開発と作品制作を行ってきた経験からシュールレアリスム(超現実主義)がICTからAIまでを網羅したメディアアートにおいても有用であり、梅田駅などヨーロッパ諸国の地下鉄と遜色ない景観を保つ大阪において、「なにわのシュルレアリスト」を名乗る意義についても熱く語る。

14:35-15:35 講演2
「人工知能に美意識は芽生えるか」中ザワヒデキ(アーティスト)

【概要】
 現今の「人工知能が創作した芸術」とされているものは、その殆どが、人間が人工知能という道具を使って制作した代物でしかない。真の意味で「人工知能が創作した芸術」はまだ存在していないどころか、真の意味での「人工知能の創作」も、さらには真の「人工知能」さえ、未だ実現はなされていない。
 しかしながら、いったん目的が他から与えられ、フレームが定まれば、アルファゼロは人智を越えた結果を出す。人工知能が自ら目的を見つけ出し、フレーム対処能力を上げることができるなら、真の意味で人工知能が芸術を創作することが理論的には可能となるのではないだろうか。
 今回の演題「人工知能に美意識は芽生えるか」は、沖縄科学技術大学院大学(OIST)にて本年1月8日まで、世界初の総合的なAIアート展として開催されていた「人工知能美学芸術展」が、テーマとして掲げたものである。同展では「Ⅰ:人間美学/人間芸術」「Ⅱ:機械美学/人間芸術」「Ⅲ:人間美学/機械芸術」「Ⅳ:機械美学/機械芸術」の4つのカテゴリーを設定し、私を含む展覧会の企画者は、まだ実現されていない「Ⅳ」を希求するとした。

15:45-16:45 パネルディスカッション
「人工知能とアート」

中野圭・中ザワヒデキ・松田卓也(神戸大学名誉教授)・高橋昌一郎(國學院大學教授、司会)
一般の方はこちら
ジャパンスケプティクス会員の方はこちらからご連絡ください。

ジャーナル23、24号一部記事公開のお知らせ

ジャーナル23、24号一部記事公開のお知らせ

2014、15年発行のJournal of the JAPAN SKEPTICSより、次の記事をPDFにて公開いたしました。

Journal of the JAPAN SKEPTICS 23号
HPVワクチン(子宮頸癌予防ワクチン)の副反応」の問題について−文献調査から見えてくること−(平岡厚)

Journal of the JAPAN SKEPTICS 24号
インターネットにおける論文不正発覚史(田中嘉津夫)

第25回総会のお知らせ

第25回総会のお知らせ

共催:シンギュラリティサロン、株式会社ブロードバンドタワー、社団法人ナレッジキャピタル

■日時:2017年3月12日(日)13:00~17:00

■場所:グランフロント大阪ナレッジサロン
 住所:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 ナレッジキャピタル7F
 電話:06-6372-6441
 Web:http://kc-i.jp/access/guide-04/
 会場アクセス情報:http://kc-i.jp/access/

■プログラム(詳細は変更される場合もあります。)
13:00-13:20 Japan Skeptics総会

13:30-14:30 講演1
「人工知能の当面の限界とその克服への展望~心理学と生物学の視点から」石川幹人(明治大学教授)

【概要】
最近の人工知能技術の進展はめざましい。将来人間が機械に支配されてしまうのではないかという恐れさえも表明されている。その恐れは1980年代の人工知能ブームの時にもささやかれたが、その後は「恐れるに足らず」としりぞけられた。今回もまた結局のところしりぞけられるのだろうか、それともこんどは本当に恐れるにふさわしいのだろうか。本講演では、1980年代に指摘された人工知能の限界のうち、何が克服されて何が克服されていないのかを解説する。また残された限界を克服する方向性について展望を述べる。

14:40-15:40 講演2
「疑似科学とされるものの科学性判定~超心理学の事例に注目して」石川幹人(明治大学教授)

【概要】
自然科学は長足の進歩をとげ、農業や工業を通して我々の生活 向上に貢献してきた。科学的方法やその成果は高く評価されるべきだろう。だが、科学の先端では、その成果はまだ不確定で揺らいでいる。確実性が高まるまでやたらに利用してはいけない。しかし、検証が不十分なサプリメントが、科学の装いのもとに売られている実態がある。本講演では、科学の装いをもっているだけで科学とは言えない「疑似科学」を見抜く方法を紹介する。一部、超心理学の研究テーマをとりあげながら、科学的方法を人間や社会に展開する場合の難しさについて触れる。

15:50-17:00 パネルディスカッション
「先端科学技術と疑似科学問題」

石川幹人・田中嘉津夫(岐阜大学名誉教授)・松田卓也(神戸大学名誉教授)・高橋昌一郎(國學院大學教授、司会)

17:00-18:00 懇親会

参加お申し込みは

一般の方はこちら
ジャパンスケプティクス会員の方はこちらからご連絡ください。

第24回総会のお知らせ

第24回総会のお知らせ

共催:シンギュラリティを語る会

■日時:2016年3月13日(日)13:00~16:00

■場所:科学技術館6F会議室
 住所:東京都千代田区北の丸公園2-1
 電話:(03)3212-8544(代表)
 アクセス:東京メトロ「竹橋」駅より徒歩7分、「九段下」駅より徒歩7分
(科学技術館には入場せずに入り口近くの左側のエレベーターで6Fにお上りください)

■プログラム(詳細は変更される場合もあります。)

13:00-13:30 JAPAN SKEPTICS総会

13:30-15:00 公開講演「日本からシンギュラリティが起きる?」

松田卓也(神戸大学名誉教授 ジャパンスケプティクス会長 株式会社ブロードバンドタワー顧問)

講演概要

シンギュラリティとは技術的特異点ともよばれ、人工知能の能力が飛躍的に発展し、人類全体の能力をこえる時とされています。アメリカの未来学者レイ・カーツワイルが盛んに喧伝している概念です。それは2045年頃に起きるとされています。シンギュラリティは当初、夢物語と思われていましたが、近年その実現性が増大しています。実際、アメリカではIT企業を中心として、膨大な研究投資が行われています。

シンギュラリティが起きると科学技術の爆発的な発展が予想され、それにともない経済、社会、軍事など人類のあらゆる側面に革命的な変化が起きることが予想されます。このシンギュラリティ革命に乗った国は21世紀の先進国になり、乗り遅れた国は発展途上国に転落することが予想されます。産業革命の時にもこの現象が起きて、それを大分岐と呼びますが、シンギュラリティ革命は第二の大分岐であるとされています。

本講演では、私の取り組みを含めて、シンギュラリティの意味、意義について概観します。

15:00-16:00 質疑討論 司会 ジャパンスケプティックス副会長 高橋昌一郎

参加お申し込みはこちら

※一般参加はすでに満席となっております。ジャパンスケプティクス会員の入場につきましてはこちらからご連絡ください。

第23回総会のお知らせ

第23回総会のお知らせ

■日時:2015年3月15日(日)13:00~19:00

■場所:グランフロント大阪ナレッジキャピタル・カフェラボ
 住所:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 ナレッジキャピタル1F
 電話:06-6372-6441
 Web:http://kc-i.jp/facilities/thelab/cafelab/
 会場アクセス情報:http://kc-i.jp/access/

■プログラム(詳細は変更される場合もあります。)

13:00-13:30 JAPAN SKEPTICS総会

13:30-15:30 公開講演「STAP細胞から科学の問題を考える」

①「独創力と研究倫理・・・『学力』から考える再発防止」伊東乾(東京大学大学院教授)

2014年に発生した理化学研究所のSTAP細胞事件は研究現場の腐敗から学位論文審査まで、高等学術に内在する問題の所在を露呈するものとなった。再発防止が検討されているが、形式的なチェックや罰則の列挙に留まり易い。不正の根底には基礎学力、創造的研究能力の不足、そして気概ないしプライドの不在といった別の面が存在する。学力ないし適性の観点からあるべき方向を考える。

②「過去の事例から学ぶ研究不正」片瀬久美子(サイエンスライター)

過去に起きた研究不正事件について調べることは、同様な過ちを避けるための参考になり、研究不正を防止する対策を考えて行く上で役に立ちます。様々な研究不正事件の背景を調べていくと、共通した特徴が見えてきます。研究活動は人間が行っており、心理的な弱点が不正行為の実行と、それらの発覚を難くする要因ともなっています。日本や海外で起きた代表的な研究不正事件を例として、それぞれの特徴と共通点などから、研究不正について考察します。

③「ネットにおける研究不正発覚史」田中嘉津夫(岐阜大学教授・当会運営委員)

最近の多くの研究不正はネットにおいて指摘、発覚、議論されている。日本で起きた主な不正事件の内容、興味深さ、ネットでの議論、今後の科学研究への影響について一研究者の立場から述べる。

15:45-17:00 パネルディスカッション

伊東乾・片瀬久美子・田中嘉津夫・松田卓也(神戸大学名誉教授・当会会長)・高橋昌一郎(國學院大學教授・当会副会長、司会)

17:00-19:00 懇親会 (会費4,000円)

★13:30以降の講演とパネルディスカッションについては、どなたでも参加費500円(ワンドリンク代金)で入場できます。さらに当会からワンドリンク進呈しますので、参加者には2ドリンクをお楽しみいただけます。ただしカフェに入場できる人数は最大35人ですので、受け付けフォームでお申し込みください。先着順で満席になり次第、締め切らせていただきます。

講演とパネルディスカッションへの参加お申し込みはこちら